平成22年7月にオープンして以来、患者様やご家族の皆様をはじめ、たくさんの方々のお腹と心を満たしてきました、ボランティアさんによる「かあさん食堂　ぼらん亭」が令和7年4月30日をもって、惜しまれつつ閉店することになりました。
　昨日、約15年にわたり当院の食堂を盛り上げていただきましたボランティアさんに対し、当院から感謝をお伝えするセレモニーを開催いたしました。

　当日は畠山市長にもお越しいただき、畠山市長から感謝状、渡部院長から花束、鈴木総看護師長から記念品を贈呈しました。


　この後、当院を代表して畠山市長、渡部院長からボランティアさんに長年の感謝を込めた挨拶を行い、ボランティアの皆様からも当院スタッフに対し、温かいお言葉を頂戴しました。
　そして、ボランティアさんと当院スタッフで記念撮影を行い、セレモニーが終了いたしました。


　当院が財政悪化で財政再建団体入りが懸念された中、病院の存続も危ぶまれる事態となり、病院存続のために市民の皆様が様々なボランティアで病院を支えていただけることになった院内ボランティアの一環として、当時業者が撤退して、空き店舗の状態だった院内食堂を活用してスタートした「かあさん食堂　ぼらん亭」ですが、日替わり弁当をはじめ毎日美味しい料理を提供していただきました。
　ボランティアさんが笑顔で提供していただける料理をいただくことができなくなるのは大変さみしい思いですが、引き続きボランティアさんをはじめ市民の皆様に支えていただきながら「市民に愛され、信頼され、選ばれる病院」を目指し、これからも当院スタッフ一丸となって努力してまいります。

　長年当院を支えていただきました「かあさん食堂　ぼらん亭」の皆様に、改めまして感謝申し上げます。
　誠にありがとうございました。